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スタートアップ時代が終わったら、どんな時代が来るのか。

writen by workroom

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スタートアップの時代が終わるというのは、数年前から言われていたことです。
そんな中、では「一体何が次のスタートアップ時代に変わるのか」ということを考える人が増えてきましたね。
結論から言うと、僕は終わりとか無いし、そもそも時代という区切りさえ違うと思います。
ただ、スタートアップ関連の置かれる状況が変わってきたなとは感じていました。

僕がそれを感じたのは、Facebookがスナップチャットを何の躊躇いもなくコピーしたことです。

Facbookはストーリーズ機能をInstagramに投入しました。
すると、爆発的にInstagramのストーリーズが使われるようになったのです。
2017年に入ると、一方でスナップチャットの閲覧数は15%ほど減少し、今に至ります。
このように、アプリやソフトウェアにおける新しい仕組みは、即座に模倣されます。

当然、いつの時代でも、大企業が参入してくる可能性がありました。

しかし、それでも大企業を中小企業が打ち負かす構図があったのは、大企業がノロマだったからです。
成功を信じられずに、むしろ中小企業を蔑んでいたパターンもあったことでしょう。
ですが、今は大企業そのものが、あらゆる分野に挑戦的です。
失敗すると信じられていたものが成功するという体験を何度も社会が経験したからでしょうか。
決してスタートアップや中小企業を侮ることなく、むしろ奪おうとしてきます。
多くの企業がスタートアップの手法を模倣しはじめたのです。
特に、大企業が取り入れ、スピード感を出そうとしています。
大企業がノロマな亀だったの時代はもはや、過ぎ去りつつあります。
むしろ今では、中小企業よりも大企業の方が前衛的な試みをすることも多々あります。

大手がノロノロしている間に、独自のコンテンツや手法を確立し、ユーザーを集め、独自の価値を出すことが可能でした。
なにより、誰もがその成功をイメージできないくらいに、社会が新しい体験に対して無知でした。
未発達の分野において独自手法を構築し、世間を認めさせていった企業が勝利しています。

ところが今では、スナップチャットのような「アイディア」は即座に模倣されます。
ソースコードを書けばすぐに類似を作れてします。
新しい仕組みをソフトとして出しても、結局はユーザーが多い企業に持って行かれます。
その点、スナップチャットとFacebookでは、圧倒的にFacebookが有利です。
単純なアイディアや仕組みで勝負すると、一気に大手にコピーされやすいのです。

では「アイディア」で勝負するのではなく、現代において独自ノウハウや手法を蓄積するにはどうすべきでしょう。
僕は、ここから先の時代、2つに道が別れるかなと思っています。
スタートアップの時代が終わる、というよりは「細分化されていく」のではないでしょうか。

1つめのキーワードは、トレンドから完全に乖離した独自ノウハウ。

基本的には、新しく、独自手法が必要な領域を、突き詰められたら良いのです。
誰も成功を信じられないような分野で、独自手法を蓄積していくと、大きな成功を納めます。
大企業が模倣しようとしても「模倣するくらいなら買収しよう」と思わせるくらい、独自性を突き詰めれば良いのです。
例えばコンテンツであったり、技術力であったり、独自ノウハウであったり。

なんだか、昔の起業の在り方が、進化して今に戻ってきた感じもします。

「誰もが成功を信じられないことをせよ」と、よく伝えられるます。
それは、独自手法を蓄積しやすい環境があるのも1つです。
誰も成功を信じていないのですから、信じられない分、業界で大差をつけられます。
自分自身が疑いなく成功を信じ切れるのであれば、いずれ認めてくれる人は増えるでしょう。

今は皆がAIやIoT、ドローン、VR、自動運転、仮想通貨などに夢中です。
これはある意味チャンスだと思っています。
大手企業や資金調達済みのスタートアップが皆そっちを向いているんですから。
別方向で掘り進めていれば、独自の手法やらノウハウやらを築きやすい状態にあります。
皆がこっちを向いてくれた時には、買収した方が早い状態にしていけば良いです。

また、これは簡単に思いつくような世界観や業界ではダメです。
今社会にある問題を合理的に解決するには、どうすべきかから逆算したアイディアです。
何をしようかではなく、なぜそれをするのか、から考えてプロダクトを構築します。
問題から逆算して考えると、まったく新しいアイディアが生まれやすいのです。
これは、アイディア出しの基本中の基本ですね。

トレンドに左右されない解決策で、最も合理的に問題を解決する方法。
既存のトレンドに流されずに何が一番最適かを考えることで、案外、アイディアは生まれます。
トレンドに頼らない世界の進化を合理的に考え、事業を生み出すこと。
さらに、独自に突き詰めてユーザーも手法も手に入れてしまうこと。
時代とは乖離したところで、アイディアを追求する姿勢から、次の成功が生まれるはずです。

2つめのキーワードは、規模を狙わないスタートアップ思考の起業。

マイクロスタートアップって、勝手に僕が呼んでいるんですけどね。
世界の進化ほどの規模を狙わないスタートアップです。
地域単位や、ある一定単位において発生している問題解決のための小規模ビジネスです。

スタートアップと言えば、ほぼ大規模な事業を想定していました(もちろん例外はあります)。
当然のように、世界的に拡散するサービスに成長させることが狙いです。

ただ、地方や地域に目を向けてみれば、大規模な事業では解決できない問題があります。
スタートアップの手法を使って小さく事業化出来そうだなと思うことも多々あります。
なぜやらないかって、事業規模が小さいからやらないんですね。

でも、これだけ起業しやすくなった世の中、1人でも社会問題解決型のサービスなら作れます。
1人か2人でやるのであれば、関わっている少数が食べていける金額を稼げば成り立つはずです。
もし1つの事業で食べていけないのであれば、2つ3つ立ち上げて、運営していけば良いです。
小さな規模でスタートアップの手法を使いこなし事業を作ること。
そんな、個人単位の起業が必要ではないでしょうか。
確実に、大規模なビジネスだけでは解決できない問題が、範囲を絞ると存在します。

小さな規模で始めるわけですから、気軽に失敗できますね。
仮説検証もしやすいので、その試みが認められて、世界に拡大する可能性もあります。
Facebookが、良い例なのではないでしょうか。
端的な話、大学でより楽しくすごそうと作ったら、世界的なサービスになったわけですから。
Facebookはともかく、小規模単位の問題解決を主体とした起業も生まれてくるはずです。

ちょっと発想を飛躍させると、世界のどこに行っても、こういった活動ができるかなと。
例えば、旅先で見つけた問題を、3ヶ月くらい滞在して解決する事業を作って、みんなと協力して1年くらいで運営体制作って。
そして1つ事業が出来たら、また次の土地へ移動して、また問題と向き合う。
そんな自由奔放な起業家がいても良いと思うんですよ。
流浪的な起業家ですね。
僕自身はベイグラント(Vagrant)・アントレプレナーとか呼んでたりします。
実験的ですが、例えば1つ会社を作り、世界中で問題を解決しながら連続的に事業を作っていく仕事として事業を立ち上げても良いかなと思います。
僕自身、そんな生き方も面白そうだなと思っていますし。

ベイグラントはともかく、個人の複業や起業教育が浸透していきます。
同時に、地域密着型の起業は、より増えてくるはずです。
世界を変えようという意識よりも、自分の手の届く範囲で幸せを得る方が実現しやすいです。
地域の問題や一定範囲の問題を、自治体に任せるのではなく、自分で事業化して解決すること。
こうした活動が少ないのは、未だに起業教育が行き届いていないからです。
複業が推奨され、残業も減り、個人で使う時間も増えていく未来が、確実に待っています。
そんな中、事業の1つにも挑戦しないのは、自ら莫大なチャンスを捨てているようなものです。
格差は挑戦の有無で広がるものになってきます。
ほんとに小さな問題であれば、ボランティアや地域の繋がりで解決してしまうんですけどね。

なんだか、昔のやり方に戻っているような。

結局、歴史は進化して繰り返す、ということなのかなと。
ふとこうして書きながらも感じるところがあります。

例えば、トレンドから乖離させて、独自ノウハウを溜めていくこと。
これは、むしろ昔の方法に近いのかもしれません。

昔はじっくりと時間をかけて、独自ノウハウを研究して溜めていました。
1つの商品を作り上げるまでに、5年、10年かかっていました。
それだと遅いしリスクも高い、ということで、スピード感を増しリスクを減らすためにスタートアップが生まれたわけです。
高速で一旦市場に出してみて、反応を見て、実行しながら考えていく。
その方が、ユーザーのニーズに対し、高速で答えられるからです。

ただ、今は大企業が目を光らせています。

一気に市場に出した瞬間に、ある程度拡散されたら、盗まれる世の中になりました。
だからこそ、簡単には盗まれない独自性を蓄積しておく必要があります。
スピード感は重要なのですが、そのスピードで研究する必要が出てきたのです。

プロダクトを作るというより、独自ノウハウを築くための研究を超高速で進めます。
徹底的に自分たちだけが理解して、将来、プロダクトにして、拡散していく。
すると、真似ようとしても、なかなか真似できないものが出来上がります。
仕組みだけ真似したところで、うまく模倣できないからです。

シリコンバレーのエコシステムは、世界中の企業が導入しようとして失敗しています。
システム的に理解できるけど、なかなかコピーが難しいものはたくさんあります。

2つめのキーワードである、規模を狙わないというのは、地域の助け合いにも似ています。

実家に帰った時「地方の税金が低い理由の1つ」として父が話をしてくれました。
例えば、都会だと道端が汚れていたとしても、誰か掃除を始めることはほぼありません。
これが地方になると、例えば近くの公共の場所が汚れていたら、当たり前に掃除したりします。
雪かきも、自主的に自分の家だけではなく、家の前の雪かきもします。
こうして、問題を解決することにより、自治体の負担が軽減されているのです。

正直、実際そうなのかは謎ですが、良い文化ではあります。
昔はもっと、住民が助けあって、地域を守っていたことでしょう。

これが、事業になると商店街が生まれます。
ボランティアだけではなく、地域の不便を地域のビジネスで解決したのです。
昔は、そうすることが当たり前で、むしろそれしか手段はありませんでした。
地域で行っていたビジネスが拡大し、広がっていくわけです。

インターネットの普及により、徐々に皆の視点は世界に向きました。
世界に目を向けることが当たり前となった世の中。
地域単位での問題解決は案外、手付かずになっています。

先日、実家に戻った時も、1つ目の当たりにした問題がありました。
山を持っている人はたくさんいて、土地もあまっているのに、使い道がない、ということです。
昔は山を持っていることが、生活の基盤でした。
山があれば、そこから食べ物が取れ、生きていくために重要な役割を果たしていました。
ところが今、まったくその必要もなくなり、ただ土地だけがあまってしまいました。
さて、この問題をどうやって解決しようかと考えた時、現代における方法が役立ちませんか?
ぜひとも、WORKROOMに参加された方には、挑戦して欲しい問題です。

このように、昔は必要だったものが、不要になることで、問題が生まれることもあります。
地域が活性化しないのはなぜ? 商店街に新しい価値をもたらすには?
他にも、少し散歩するだけで、たくさんの問題が目につきました。
これらの問題は、世界を狙うサービスで解決しなくても、地域単位で解決できます。
ある程度顧客が増えれば、十分に数人は食べていけるお金を生み出せるはずです。
一定のエリアに絞っても、事業の可能性はたくさんあります。

スタートアップという最新手法を獲得しつつ、在り方そのものは昔を持ってくるということ。
どんなトレンドでも、一巡して昔を進化させた形で戻ってきますが、事業も同様なのかなと。
方法論や取り組み方は進化して、昔の思考を今に当てはめる機会がきているのではないでしょうか。

スタートアップ時代が終わり、次はどうなる?という話がもてはやされますが。
時代というより、スタートアップそのものは細分化してより個人に落とし込まれるのではないかと。

研究の速度をあげる手法となり、ある一定規模の問題を解決する手段にも浸透します。
スタートアップ思考がより一般化していくことで、個人が問題を解決し、収益化しやすくなります。
その先に、また新しいエコシステムが生まれていくのではないでしょうか。

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