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【第3回】真似できる! シリコンバレーで学んだ事業の作り方。

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第2回の投稿はこちらからご覧いただけます。

第1回、第2回とわけて進んできました。
ここまでの過程は、文章にすると長くもありますが、実は数分の出来事です。
最初のインタビューが8分、問題提起が8分ですので、30分も経過していません。

時間が限られれば限られるほど、人は力を発揮出来るものです。
無駄に時間があっても、だらだらと思考時間が長引くだけでしょう。
何かを考える時も、時間を決めて進むことで、より効果的に進めます。

次は、いよいよアイディアの創造です。
自分がどんなソリューションを作ればいいのか考えましょう。
どんな解決策であれば、問題を解決出来るでしょうか?
ここからは、より感情にフォーカス出来る形で進みます。

アンソニーは、一枚の紙と一本のペンをくれました。
何に使うのかと、不思議がる私に「絵を描こう!」と告げたのです。
問題解決出来るプロダクトを、絵で書き起こすのだそうです。
基本的には5つの絵を書きますが、それ以上でも良いとのこと。
思いつく限りのプロダクトを、絵に書き起こしていきます。

ここでも、もちろん、制限時間があります。
今回、与えられた時間は5分でした。
みんな、どれくらい絵を書くのか尋ねると、20個以上描く人もいるようです。
流石に20個もかける人は少ないと思いますが、重要なのは数なのです。
とにかく、1つを掘り下げるよりも、数を徹底的に出していくこと。
質より量であることは、全てにおいて共通しているのです。

絵を描くことで、具体的なイメージが湧く。

人には、様々な思考を形にするツールがあります。
音声や言葉、文字や映像、たくさんのアウトプットを持っています。
絵は中でも、もっとも具体的にわかりやすく思考を形にする手段です。

人が自分の「欲しいもの」を言葉で伝えるとして。
どれだけ、本心を言えているでしょうか?
こんなものが欲しい、なんなものが欲しい。
そう呟いた時、果たしてそれは、どうしても欲しいものでしょうか?

人がニーズを口にするとき、本音の20%しか言葉にできないと言います。
自分の潜在的なニーズがなんであるか、よくわかっていないのです。
なら、言葉ではない別の方法でアウトプットすべきでしょう。
最も気軽に想像力を引き出せるツールはなんでしょうか?

方法の1つは、絵を描くことです。

何も、上手に絵を描く必要はありません。
下手でも良いので、絵として表現してみることは大切です。
思考を刺激する方法がなんであるか、選ぶ必要があります。
この場合、誰も絵の天才であることを期待してはいません。
伝えることができれば、それで良いのです。

問題が見えていたので、いくつか解決策は浮かびました。
それほど、時間がかかることもありません。
当時、書き出した絵と同じものを、いくつかご紹介します。

パーティーを開催する人と、参加したい人をマッチング。
開催する人に、お金を払って参加。

誰もが現地の案内をするツアーを企画、提供できる。
個人ツアー企画。

ガイドすると、ポイントがもらえる。
貯めたポイントを使って、海外でガイドしてもらえる。
ガイドで繋がる人と人のマッチング。

バーの中で、遊びたい人同士をマッチング。
側にいる人と一緒に交流し、遊べる。

現地の人と海外からの旅行客をマッチングするバー。

みんなが常時参加型のコミュニケーション式ゲーム。
現地でコミュニケーションを取らないと先に進めない。

出せば出すほど、アイディアが奇抜になる。

最初は正直、ありきたりな案しか出せないものです。
しかし、全てのありきたりを出した後は、奇抜しか残りません。
多種多様な角度から、物事を見られるようになるのです。
1つの角度から見終わったら、別の角度から見ようと脳が動きます。
その時に、面白いアイディアが生まれるのです。

今、ご紹介した6つの案もそうです。
最初は、ありがちなマッチングから始まりました。
パーティーをしたい人と、参加したい人のマッチング。
少し考えれば、誰もが思いつきそうなアイディアです。

次が、旅行代理店を個人でやってしまうプラットフォーム。
これは、すでにAirBnBの体験で実現されていますね。

3つめが、ガイドをすることで、交流が生まれるアプリです。
誰かのガイドをすると、ポイントがたまります。
そのポイントを使って、ガイドをお願いできます。
互いにガイドしあうことによって、現地で交流できます。

次が、バーで側にいる人を遊びに誘えるアプリ。
同じ空間内にいれば、すぐに交流し出かけられます。
現地で機会を探す手段をサポートします。

4つめが、もはや目的が同じ人同士が集まるバー。
今回の場合であれば、海外の人と交流を望む人。
そして、現地の体験を希望する人が集まる場場所作りです。

最後がゲーム。
コミュニケーションをしなければクリアできないゲームです。
これにより、半強制的に互いをマッチングすることができます。

ありきたりなものから、徐々に発想が広がるのです。
数を出すには、ありきたりをつぶし、奇抜さを引き出す効果もあるのです。
最初はアプリだけ考え、実際の場所やゲームなんて考えはありませんでした。
ありきたりな物を吐き出さなければ、視点の変化もなかったことでしょう。

当然のように思いつくネタがなくなれば、視点も徐々に変わっていきます。
こうして、問題に対する解決アプローチが生まれていくのです。

フィードバックをもらい、最終的なアイディアを1つ描く。

さて、いよいよアイディアをまとめていきましょう。
描いた絵を、ユーザーからのフィードバックで検証します。
今回は、アンソニーがフィードバックをくれました。
本来であれば、複数人で集まって、パートナーを組み行います。
1つ1つ、フィードバックを紹介していきます。

マッチングアプリ

  • meetupという既存のアプリで代替がきく可能性もある。
  • UXの作り方次第では、面白いかも。

ツアー作りアプリ

  • 商業的になりすぎる可能性がある。
  • より現地の生の非日常に触れられたら素晴らしい。

ガイドでポイント発生

  • ポイントを使う場面が、よほど旅行している人じゃないと無いかも。
  • また、ガイドという言葉ではなく、現地の友人と一緒に遊ぶ感じが欲しい。
  • ガイドしあって、価値を還元する視点自体は面白い。

バーの中で遊びたい人とマッチング

  • 同じ空間にいる人同士が触れ合えるのは良い。
  • 海外旅行客だけじゃなくても使えそうだし。
  • バーに行く顧客が、どれだけ交流したがっているか知りたい。

マッチングするバー

  • 最初から目的が一緒の人が集まるのは面白い。
  • 気軽に現地の人と触れ合えそうで良い。
  • 現地の人がどれだけ海外ユーザーと触れ合いたいのか知りたい。

一緒にゲーム

  • 必ずコミュニケーションを挟む、ゲームの設計次第では面白い。
  • 現地の人だけでコミュニティが構築されないか心配。
  • 特に旅行客だけに限定する必要が無い気も。

こうしたフィードバックを踏まえて、考えを深めていきます。
良い箇所や退屈と思われた箇所を拾い集めましょう。
そして、最後には1つのプロダクトアイディアに落とし込みます。
意見を踏まえ、現状で出せる案を1つ、絵で表現してみましょう。
絵にする前に、一旦考えをまとめてみました。

  • マッチングアプリは代替がきく可能性もあるけど、UX次第。
  • マッチングはOKと判断して、どういったUXにしていくか。
  • 解決策として作り出せる案が、同じ空間にいる人同士のマッチング。
  • バーの中で遊びたい人同士をマッチングさせることが解決に近い。
  • ただマッチングさせるだけではダメで、旅行客にフレンドリーである必要がある。
  • 旅行客と現地の人で何かしら交換する必要がある。
  • 既存の仕組みを考えると、ランゲージエクスチェンジなどの言語習得。
  • 上記を目的とした、インターナショナルパーティーとしての開催。

これらの考えをまとめて、作り出せる案はなんでしょうか。
私が考えたのは「空間限定の国際交流、言語習得パーティー開催アプリ」でした。
同じ空間限定で「今からインターナショナルパーティー開催します!」と告知を出します。
すると、同じバーで飲んでいる人同士が集まり、国際交流がはじまります。
参加すれば、ポイントがもらえるなどの付加価値もつけられたらいいですね。

こうして、アイディアが出来上がってきました。
アンソニーとの体験の中で、驚くべきは、スピード感です。
アイディアが出来上がるまで、ほんの40分程度しか経過していません。
そんな短時間で、事業のアイディアは生まれてしまうものなのです。

もちろん、アイディアが成功するかどうかはこれからです。
実際にやってみなければわかりません。
しかし、失敗したら失敗したで、また試せば良いだけです。
何度も諦めずに繰り返していくことが重要なのです。
可能な限り素早く失敗し、挑戦を繰り返すこと。
これこそが、失敗を防ぐ秘訣と言えるでしょう。

次は、いよいよプロトタイプを作っていきます。
プロトタイプと言っても、何の技術も必要ありません。
素材が適当にいくつか存在していれば良いだけです。
プロトタイピングも非常に高速に進んでいきます。
みなさんも、ぜひアイディアを作って、一緒に挑戦してみてください。

第4回はこちらからお読みいただけます。

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